禅語「如是」(にょぜ)の意味:かくのごとし、このとおり。そのまま、ありのままに。

かくのごとし、このとおりとなるが、如是法と同義で考えるべきだという。すべての根本の在り方を如是法である。如是、如是でそのまま、そのままと、Let it be, let it beというようにも捉えることができるようだ。そのものをそのままに見るというのは意外と難しいような気もするし、そのものをそのままにしておくことも難しいような気もする。私そのものをみること、私がそのままであること、とはどういうことであろうか。どうあれ、あれこれと探し回らずに眼前に在りと、肚を据えて今目の前に広がっている世界と対峙したいものだ。