ZENブンカサロン

About us

禅の宗旨に改めて立ち返り、主体的に精いっぱい生きる人に勇気を与え、素朴に廉直に生きる美しさに光を当てるZENの再構築を目指しています。

MISSION

禅の知識を整理し、

世界中の人がアクセスして

実践できるようにする

「日常実践の禅」はその名の通り、

毎日、全瞬間に全うできる

「禅」のかたちを模索しています。

Vision

葬式仏教ではなく

「中国の禅は実質的に馬祖から始まった」(入矢義高)のであり、この馬祖は伝説の人物である達磨大師よりはずっと後、日本でおなじみの臨済宗の始祖臨済の少し前に位置し、中国における禅宗を確立しました。

この馬祖禅の特長は「作用即性」「日用即妙用」で、自分の感じたこと、日常生活を送る自分に仏を見出すというものです。

高遠なインドの仏教思想がプラグマティックな中国に渡って独自の体系となったのが馬祖であり、今日日本に伝わる禅宗の起源です。

ゆえに日本の禅宗はこのインド仏教を基礎におき、かつ中国禅を下敷きにして、一部独自の発展を遂げているということになります。

葬式仏教ではなく

お釈迦さまも達磨大師も葬式のやり方や死後の世界について語ったことはほとんどありません。

今日いかに生きるのかが、仏教であり、禅の最重要テーマです。

今日日本で仏教、お寺といえば、葬式・法事のことであり、いわゆる「葬式仏教」化が進んでいます。

本来取り扱っていないはずの葬式を主たる事業とする仏教ビジネスとしての寺社です。

そうでなければ観光参拝という、これももちろん仏教の本来ではありません。

さらにはこうした葬式仏教さえ、家族葬など無宗教化が進んでいるという現状があります。

極端な世俗化が進み過ぎた日本

これは世界中の国々の価値観を示したグラフです。

世俗↔伝統という価値観の縦軸において、日本はこの調査が行われているここ数十年のあいだ、ずっと極端な世俗化した価値観を持っています。

世俗という価値観とは、例えば安息日に休みを取るか、いいビジネスの話があるから聞きに行くかといった選択や、礼拝の日課を守るか仕事の電話は取るかといった選択です。

時にスポーツ選手が安息日を理由に世界大会への出場をキャンセルするといったことがありますが、これを心からその気持ちを理解し尊重できるか、特殊な人もいるものだと奇異に捉えるかといったところで、あなたの宗教的価値感も自覚滴るかと思います。

日本に住んでいると、当たり前の価値観も世界的には極端に位置していることになります。

おそらく日本だけ取ってみても、調査の行われていない明治時代、江戸寺内、中世などにさかのぼれば、まったく違った結果が出てくるのではないかと思います。

思想・信条の必要性

このような世俗化し宗教性を失った日本にあって、普通の生活における神聖さを取り戻す手段を禅を通して実現していきたいと考えています。

神聖さや宗教性と書くと大仰ですが、伝統的な価値とか精神的価値といった類いのものです。

こうした世俗VS宗教はただの対立概念ではなく、宗教的価値や実践は、世俗社会を生き抜く力にもなると考えています。

Activities

自宅で行う禅 “丁寧な暮らし”

自宅で今日からできる活動を探索しています。
身辺を清潔に保つための工夫や野菜中心の食生活などです。

リモート自宅座禅会

オンライン座禅会への参加

自宅で今日からできる活動を探索しています。
身辺を清潔に保つための工夫や野菜中心の食生活などです。

リアルな場で座禅するなら

熱海の禅堂「善心庵」はこちらから。

TEAM

鈴木 一渓

統括

オンライン座禅会3年、茶道5年。フリーランスでウェブやDXのコンサルやディレクション業務。リサーチ会社でIoTの新規事業開発を担当。農業ハウスの監視センサーネットワーク、災害対策の河川監視ネットワークカメラPoC、音声対話システム、画像認識処理等。神戸大経済学部卒、早稲田大学EDGE プログラム新規事業創出プログラム・東京大学社会科学研究所計量分析プログラム修了。

周 黄玉

善心庵 庵主

中国で生まれ育ち、上海の総合病院で薬剤師として勤めた後、京都に4年間留学。その後日系企業の上海支社で副総経理を勤めました。その後日本に移住し、大好きな日本文化の実践に没頭しています。禅との出会いは、東京の座禅道場で修行させていただいたのがきっかけです。以来、坐禅や茶道、香道、書道に一心に取り組んでいます。熱海にきてもう5年になります。ぜひご一緒に禅道を歩みましょう。

美咲 まき子

エディター

 広告代理店のメディアプランニング部署で約20年勤務した後、文書記録マネジメント会社に2年勤務。現在はフリーライターと整理収納コンサルタントのパラレルワークをこなす。 整理収納コンサルタントの現場経験を背景に、住環境や実用的な分野の記事執筆を得意とする。またそれ以外に、趣味を活かした分野(ビジネス・集客・学習・教育・福祉・心理・ヨガ・瞑想・旅・食)にも幅を広げている。 広告代理店時代に培ったバランス感覚と全体を俯瞰する目で、様々な立場の関係者と調和を取りつつ、常にクライアント目線で全体利益向上を目指す「円満ワーク」をモットーとしている。