「行雲流水」の意味は深い:いろんな意味があるのが人気の理由

座右の銘、書道で用いられる禅語(こううんりゅうすい)
座右の銘として用いられる禅語「行雲流水」の解説です。
禅語は常に短いですが、深い意味や文脈があります。
天地与我同根 万物与我一体(天地はわれと同根、万物はわれと一体)

元々は荘子の言葉で、それを仏教が取り入れ、禅が用いるようになったという経緯があります。
出典を辿っていくことで、禅のみずみずしい感性が掴める語でもあります。
出典元となる道教の言葉荘子(紀元前369年頃~紀元前 ...
「百尺竿頭進一歩 十方世界現全身」の意味:勇気を出して一歩前へ!世界に飛び出そう。

(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすめ じっぽうせかいにぜんしんをげんず)
少し長い禅語ですが、勇気を与えてくれる素晴らしい言葉です。
対句になっていて、どちらか単独でも用いられます。
まずは、原文を確認していきま ...