雨洗風磨(うせんふうま)
時の流れが本質を明らかにする
文字通り、雨や風にさらされて美しく磨かれているさまを示しています。
転じて、長年の努力を勧奨する言葉として用いられることがあります。
禅では基本的に辛苦努力や長年の我慢継続を勧めませ ...
推枕軒中聴雨眠(すいちんけんちゅう あめをきいてねむる)
世の中の移ろいに人間関係を気を止めず、とりあえずー休み、ひと休み出典晦機元煕(まいき げんき)
人間萬事塞翁馬
推枕軒中聴雨眠
有名な人間萬事塞翁馬の後節がこの言葉です。
人間萬事塞翁馬のエピソードの ...
雨竹風松皆説禅(うちくふうしょう みなぜんをとく)
すべてのものに仏性は宿っている
雨の一粒一粒が禅を教えてくれる。
竹の葉の一枚一枚が禅を説いている。
どこか遠い国に出かけていく必要はない。
超人的な修行も不要である。
どこかに立派な人が ...
一雨潤千山(いちう せんざんんをうるおす)の意味:恵みの雨を少しでよい。恵みの雨は自分で降らせる。
一雨(いちう)、千山(せんざん)を潤す、と読みます。
日照りの続いて乾ききった山々に一雨降って、草木が生命力を取り戻す様子を現した言葉です。
もちろん、そうした情感あふれる風景を示すこの語には含意があり、ただ雨 ...
一日作(な)さざれば、一日食らわず
自分のことは自分でやるという禅語
その日に何かしら仕事をしなかったならば、その日はご飯は食べないという意味で用いられます。
百丈懐海(ひゃくじょうえかい)という偉いお坊さんがいて、毎日せっせと農作業やら清掃やらをしていて、す ...