「雪裏見高節」(せつりにこうせつをあらわす):逆境でこそ問われる真価。困難に立ち向かう姿こそ美しい
冬の情緒が漂う禅語です。その情感を味わうだけでもよいですが、その含意を掴めれば味わいは倍増します。まずは読み方からです。
読み方雪裏(せつり)に高節(こうせつ)を見る、と読みます。
見(あらわ)すと読んでも構い ...
雪竹(せっちく)の意味:雪に負けずに緑を讃える竹に、逆境に負けない強さを見出す言葉
冬空から雪がしんしんと降ってきて、竹は静かにその雪を受け止めている。雪は竹のそばにあって、ますます白く、竹は雪のそばにあってますます青い。竹は一年中その色を変えないので、不老不死のめでたいものの象徴として、松とともに禅語によく登場する ...