「紅炉一点雪」の意味:一瞬で消え去るはかないもの
「溶けて消え去らないものがある」が本義(こうろいってんのゆき)
「紅炉一点雪」は、火にかかってあっという間に消え去ってしまう一片の雪を表わした言葉です。
はかなく美しいさまがイメージできますが、禅ではその姿かたちに捕らわれな ...
泥仏不渡水 神光照天地の意味「大切なのはモノではない」
(でいぶつどろをわたらず しんこうてんちをてらす)
「泥仏不渡水 神光照天地」はそれぞれ単独に使われることの方が多い禅語です。
泥仏不渡水は「金仏不渡炉」 「木仏不渡火」と合わせて趙州の三転語として知られている偶像崇拝を否定 ...
明珠在掌の意味「大切なのはモノは手の中にすでにある」
原典と前後の意味を両方解説
(みょうじゅたなごころにあり)
(みょうじゅたなごころにあり)
明珠在掌は「みょうじゅたなごころにあり」と読みます。原典における意味は「あなたの手の中に明鏡がある」です。今日一般的には「あなたの手の中にあ美しい珠がある」という意味で ...