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(やたいき)
昨日までと同じ世界が違って感じられたときの禅語

「也太奇」は読みづらいですが、「やたいき」と読みます。

「なんと不思議なことだ」という意味ですが、どんな不思議に際しても使う言葉ではありません。 ...

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世界の不公平や「自分だけが損をしている」という思いかられた時に唱えるよい禅語です。心を明るく、落ち着かせてくれる禅語です。

読み方と意味

「へんかい、かつてかくさず」と読みます。

直接的な意味は「この世界は、本当 ...

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当処(とうしょ)すなわち蓮華国(れんげこく)と読みます。今自分がいる場所が理想の地であり、極楽であるという意味の言葉です。この言葉が言いたい本質的な意味を考えていきましょう。

この言葉が言いたいこと

どこか遠い国に理想がある ...

山呼万歳声
山々が万歳三唱する禅語の世界とは(やまよぶばんざいのこえ)

山呼万歳声(山呼ぶ万歳の声)は元々は「人が山に向かって声を出している」という意味でしたが、禅の文脈では「山が万歳をしている」という擬人的な意味で捉えます。

今という ...

腹八分目という知足の考え方

知足は、「ちそく」と読みますが、「足るを知る」と呼んでもよいかと思います。意味合いとしては、「ほどほどで満足せよ」という解釈が一般的です。つまり、「多くのものは100点満点とはいかないから、ほどほどのところで十分だと思うことが幸せにな ...

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禅語「無隠」について解説していきます。

無隠は「むいん」と読みますが、「隠すところ無し」と訓読みしても差し支えありません。

正々堂々隠すところなしという意味ですから、そのままこそこそ隠し事をするのは止めようと理 ...

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処処全真

古くて難しい本を読む必要はありません。苦しい修行を積み重ねる必要もありません。遠くどこかに出かけていく必要もありません。だれか偉い人の話に聞き入る必要もありません。静かに座って心を落ち着かせよ。自分自身のなかに仏を見出せ。