真味只是淡(しんみはただこれたん)

禅の考え方を多分に含んだ言葉ですが、出典は禅書ではありません。
まず出典の『菜根譚』の内容から意味を確認し、次に禅の世界観を探索していきます。
出典は『菜根譚』(さいこんたん)洪自誠(1593~1665年)の随 ...
坐一走七(いちにざししちにはしる)の意味

静と動を大事にする禅の言葉です。
沈思座禅することと、日常生活・実社会で精力的に活動することをともに大切にする禅の宗風が表されています。
坐一走七の意味「いちにざししちにはしる」と読みます。
「ざい ...
雲外一閑身(うんがいのいちかんしん)の意味

南宋末の禅僧雲外の『雲外雲岫禅師語録』のこちらの一節が元になっているとされています。
三十余年無故人
只留雲外伴閑身
書き下し文三十余年故人なし
ただ雲外に留まりて閑身を伴う
金毛獅子(きんもうのしし)の意味

金毛の獅子というはいわゆるライオンのことです。
最初に聞いたときは随分と幼稚な禅語のように思いましたが、意味が悠々と闊歩する禅者という意味であることを理解すると、何となくその雰囲気が掴めてきます。
この語のイメージ部屋の乱れは心の乱れ。お部屋掃除で気持ちをキレイにする

2023年、新しい1年のスタート。
リフレッシュした気分で過ごせていますか?
私は、というと・・ここのところ長らく体調を崩しておりました。
昨年11月末頃から~新年を迎えても、なぜか馬力が出ない毎日 ...
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)とは

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)は、炎で一切の不浄を焼き清める仏様です。
日本では、「トイレの神様」として信仰されていることが多く、トイレの壁にお札を貼っているのを見たことがある、という人もいるかもしれません。
禅問答をやってみたい人へ:サンプル20題&実際どうやるのかを徹底解説

禅問答は今も実際に行われている禅宗における修行の1つです。
とんちでもなければ、意味のない言葉の応酬でもありません。
このページでは、実際の禅問答とはどのようなものなのか、実際に挑戦してみたい人向けに解説してい ...
勇気が出る禅の言葉:自信がつく前向きで短い名言・座右の銘集

勇気が出る禅の言葉をまとめました。
禅の言葉は長い歴史を経て短く洗練されていて、奥深いのが特徴です。
ゆえに、人生の決断を下す言葉や座右の銘としてはピッタリです。
短く難
「捨て活」で“禅”を暮らしに取り入れる

禅寺のようにスッキリとした空間に住むために捨て活をしてみましょう。
禅の考え方に則ってやっていけば、部屋も心もさっぱりします。
ライターの美咲まき子さんに連続で捨て活の体験レポー ...
座右の銘に!心に響く禅語一覧

座右の銘として使える禅語を幾つかの系統に分けて紹介します。
就活性が面接対策で使える座右の銘もありますよ。
あるいは、サーと目を通すだけでも、禅の価値観や世界観 ...
座右の銘に!心に響く漢字一文字:禅が贈る素朴で深い言葉

漢字一文字でも濃い意味の言葉がいろいろあります。
禅の世界では禅語と呼ばれる短い言葉があり、この背景には禅が無駄な装飾を嫌うことがあります。
つまり、本来長かった言葉がどんどん短く、そぎ落とされて禅語が形成され ...
楽しい大掃除でよい年末を!

年末は大掃除をしてよい一年を迎えましょう。
ビフォーアフターの写真とともに、ライターの美咲まき子さんに楽しい大掃除のやり方と実践レポートをまと ...
オンライン座禅会に参加する方法とメリット

このページでは、座禅会そのものが初めての方、あるいは座禅そのものが初めての人向けにオンライン座禅会を解説していきます。
現実の座禅会に参加したことがなかったとしても、オンライン座 ...
平常心是道の意味:「いつもの心」が道(禅)である」

(びょうじょうしんこれどう)(へいじょうしんこれみち)
平常心是道は、生粋の禅語ですが、剣道・茶道・茶道などでも、座右の銘としてもよく用いられます。
平常心は「落ち着い ...
天行健の意味:世界や宇宙が問題なく順調で、安泰である

(てんこうけんなり)
天行健(てんこうけんなり)は、易経の言葉で、天体の規則正しく継続し続ける動きと関連づけてリーダーのあるべき姿を示唆した言葉です。
「紅炉一点雪」の意味:一瞬で消え去るはかないもの

「紅炉一点雪」は、火にかかってあっという間に消え去ってしまう一片の雪を表わした言葉です。
はかなく美しいさまがイメージできますが、禅ではその姿かたちに捕らわれな ...
泥仏不渡水 神光照天地の意味「大切なのはモノではない」

「泥仏不渡水 神光照天地」はそれぞれ単独に使われることの方が多い禅語です。
泥仏不渡水は「金仏不渡炉」 「木仏不渡火」と合わせて趙州の三転語として知られている偶像崇拝を否定 ...
大道無門の意味「悟りの道にはどこからでも入れる」

大道無門(だいどうむもん)は、「禅の悟りの境地を意味する大道には特に入口がなく、だれでもいつでもどこでも入れるよ」という意味です。
禅問答をまとめた禅書「無関門」の序文を飾る非常に重要な言葉です。 ...
【月の言葉】月にまつわる美しい名言、かっこいい言い方、月のつく禅語

禅にとって月はとても重要な存在です。
そのため、短い言葉に深い文脈を持つ「禅語」には度々「月」が登場します。
このページではそんな「月」を用いて表された禅の世界観を示す言葉を紹介していきます。
月の宗教 ...「ぜんぶ、すてれば」の中野善壽のZEN思想

寺田倉庫やホテルニューアカオの経営者として知られる中野善壽氏の著書「ぜんぶ、すてれば」から、その根底に流れている禅思想を探索していきます。
持ち物をほとんど持たな